18日目~幻の岬へ~
どうも。インターネットでサランラップを使った治療法を見かけ実践してみた いそけん です。ガーゼって剥がすとき傷と癒着して痛いですよね。
日本時間の9時に起床。起きた時にはジミーは既にチェックアウトしていました。お礼を言いたかったので残念です。
今日でいよいよハノイともお別れです。チェックアウトは13時です。
昨日訪れた『Xoi yen』にてつやさんを案内します。朝方なので案内された2Fはノーゲスト。外がよく見える席に座ります。
昨日とはまた違うメニューに挑戦、ドリンクは Sting みたいな尖った感じのドリンクに挑戦します。
とても量が多いです。ドリンクが中々運ばれてこず、店員さんはスマホをピコピコしていたので催促します。すぐに出て来ました。
う、うまいです……。
原材料が全部はわからないのが少し不安ですが、美味しい上に量も多いです。
外を眺めると相変わらず無茶苦茶な交差点が目に入ります。
たまにヒヤッとする場面も見かけますがベトナムでは平常運転です。
見やすい伝票が机の上に置かれる『Xoi yen』は明朗会計。お会計は60,000VSDです。この量とドリンクでこの値段は嬉しいですね。
てつやさつとはここでお別れです。てつやさんはこの前勧めたエッグコーヒーを置いている店が近いので挑戦しに行くとのことです。
Have a nice trip!!
旅に出てから覚えた言葉を使います。
宿に戻ります。移動時間の都合上、今日のカフェ探索は断念。
チェックアウトします。旧市街から北東にあるロンビエンバスターミナルへ。
経由地のザーラムバスステーションへむかうバスは3番だそうです。しかし、どの看板にも3番の発着は書いてません。焦ります。
Googleで調べると3番以外にも22番でも行けると投稿されている方がいらっしゃいました。ちょうど停車していたので飛び乗ります。
お金を7,000VSD支払いますが行きたい方向と違う方向に曲がります。念の為、と思い車掌っぽい人に携帯の写真と地図を見せ、このバスここ行くよね?、と見せます。ジーッと眺めていたかと思うと、……フル(・ω・`三´・ω・)フル
これは拙い、と思ってると車掌っぽい人が運転手に何かを告げ停車させてくれます。車掌っぽい人は身振り手振りで僕に、
引き返せ、ここならまだ間に合う
、と。ありがとう。
なんとか戻りましたが、さてどうしよう?悩んでいるとバイタクが勧誘してきます。
ちょうどいいのでバイタクのおっちゃんに携帯の写真と地図を見せます。バイタクのおっちゃんは今にも発車しそうなバスを指差して、あれあれ。
バイタクは乗らんけどさんきゅーおっちゃん。
9,000VSD支払い、車掌っぽい人に携帯の写真と地図を見せると、うんうん、合っているそうです。
10~15分ほど乗っていると車掌っぽい人が、次だぜ準備しな、と手で合図をくれます。写真と景色が誓うぞと思っていたら反対側の車線の奥にあるそうです。向います。
ありました。目的のザーラムバスステーションです。
中に入り1番左の『VIP~』と書いてある青い部屋に向かいます。
中にいた人に、ハイフォン、と告げると切符を渡されバスへ案内されます。
なんか小さいです。ミニバスっていうのかな?乗車し座りますが、なかなか出発しません。それなら今のうちにトイレに行っておこうと思いドアに手をかけますが開きません。
どうなってんの?と思うと、別の乗客が、リモート、と教えてくれました。
監禁ですね。この車で何かあったらこの車と心中です。
次の乗客が入ってくるタイミングで脱出、運転手にトイレに行くことを告げ、向かいます。
トイレは個室しかなくリュックがつっかえます。強行突破を試みるとバッグの外側に挟んでたサランラップが便器へSo DIVE。
まだ2回しか使っていませんでした。処分です。
ミニバスに戻ると3列ある後部座席はすべて埋まっていました。Next?、と尋ねると助手席使っていいよとのこと。
やっと出発です。と思ったら出てすぐおばちゃん3人組を拾います。座る席ないと思いますがそこはベトナム。乗ります。乗せます。
助手席にも1人来ました。荷物を膝の上に乗せるも収まらず、とても狭いです。
運転手のベトニーがやけに眠そうです。仕草でわかりました。しかも、携帯とか普通に触るしハンドルから手を離したり肘をついたりと、見えるが故にハラハラです。
高速に乗るとかっ飛ばしてます。車線はみ出しますし、前の車をガンガンに煽ります。
下道では対向車線にはみ出して追い抜きます。見通しの悪いカーブで対向車線にはみ出すとか正気じゃないです。
どのへんがVIPなんでしょう。
次なる目的地のカーザウバスステーションへ到着。
バイタクを振り切り、ドーソン行きのバス停を探します。
イマイチわかりません。とりあえず喉が乾いたので露天でドリンクを購入。店員のおっちゃんに、タクシー使う?と聞かれますがバスと答えます。すると、ok、あのへんだよと教えてくれました。
30分ほど待つと噂のバスが……。あれでしょう。
乗り込みます。
車掌っぽい人に目的地を告げ、18,000VSD支払います。
あれよあれよと満席です。人気ですね。ドーソンは終点なので気長に待ちます。
終点に近づくに連れ、人が降りて行き……。
終点でおります。バイタクに捕まりますが人相がちょっとアレな方だったので丁重にお断りします。Googleで探します。
すぐ近くのホテルが日本人御用達のホテルだったので向いますが、残念ながら埋まっていました。隣の隣の宿を紹介されます。この辺はこの時期一律300,000VSDの様です。
部屋はそこそこ広いですが、あまり衛生的ではありません。二度と泊まらないでしょう。
汗をかいたのでシャワーを浴び、傷の手当をします。
その後、荷物を整理しふらっと散策へ。
歩き始めてすぐに視線を感じます。そちらを見てみると日本人男性の方が……。
声をかけられました。服装が目を引いたそうです。タイ在住の日本人の方です。
昔、ヨーロッパを旅したそうで、物価の高いヨーロッパは大変だよ?と不安を煽ってきます。
この人は宿で友達になった台湾人と18時からフットボールする、と良い笑顔でした。
別れを告げ、歩き出すとまた声をかけられます。
仕事の休みに大陸をまたいで遊びまわっている猛者でした。見た目は普通の人なんですが仕事の休みに昨日からドーソンに滞在しているようです。
途中で10年来ドーソンと付き合いのあるおじいちゃんも登場。アジアの大人の世界をバスで回っているそうです。
喋っていると宿のご飯の時間となり中には入り、席につきます。
お米がうまい。加えて全体的に美味しいです。
また、そこで別の日本人の方と遭遇。まあこの宿は日本人に人気の宿ですからね。この方はなかなかアウトローな方でした。皆さん理由は何であれ行動力をお持ちの方々で、これまでの旅路の話で盛り上がります。
ご飯を食べた後、ご飯時に知り合った方が巻きたばこを持っているそうなので作り方を教えて貰いました。
雑談しつつ、キリのいい所で自分の部屋に。
エアコンを点けるとなんだかいっそう埃っぽいです。はやく宿を移りたいです。
―本日の1枚―
ノシ