9日目〜ベトナム編はじまるよー〜
どうも。最近寝つきが悪くてモヤモヤしている いそけん です。
今日で香港滞在も終わりです。気がついたら観光名所を結構廻ってました。これには満足です。
本日は9時に起床。荷物を整理し支度を整えます。バスで空港に向かうことにしました。何故なら安いから。
バス代は33HKD。香港のバスはお釣りはでませんのでお札を崩す必要があります。近くのコンビニで500mlの香港式ミルクティーとコアラのマーチを購入。
なんだかんだ10時半手前にチェックアウト。いい宿でした。
バス停に向かうとちょうどバスが!!
小走りで駆け寄るもドアは無情にも締まりした。oh……。
雨の日に捨てられた子犬の様な目線で閉じられたドアを見つめると……プシューー。
Open the door!!
ありがとうバス、ありがとう運転手!!
謝謝、謝謝言いながら乗ります。空港から乗車した時はチケットだった為、現金の払い方がわからず、お金を握りしめて運転手の近くに佇みます。海外は先払いだからね。
出発して信号待ちの時に運転手がチラッとこちらを見て無言で運転席脇の箱を……トントン。
なるほど、そこか。お金を入れると運転手は……ウンウン。終始無言です。でも、言語力不足にはそれでいいです。それがいいです。
荷物を置き、2階へ。やっぱり2階だよね!
帰りの景色を眺めます。
1時間ほどで空港第一ターミナルに着きました。ありがとう運転手。
空港に着くと電光掲示板で自分の乗る便を探し受付に向かいます。第二ターミナルでした。受付に向かうと人が少なく閑散としています。
あれ? とか思っていたら恐らく同じ便に乗るであろう欧州人が近くの係員に尋ねると係員は案内板を受付に持ってきました。
JET STAR 11:20
それを見ていた僕もバウチャーを再度確認すると出立2時間前から受付とありました。勘違いです。
大人しく待ちます。まあやることがないので併設されてるコンビニへ立ち寄り小銭を消費することにします。ここもセブンイレブンです。
ラーメンを買いました。お会計で少しまごつくも定員さんが必要な小銭を選んでくれました。ありがとう。
ラーメンを食べ、もう一度店内を物色すると丁度持ち小銭と同じ額のグミを見つけたので購入。財布の小銭入れを空にして受付に向かいます。
受付では前の人達が手間取っており、一抹の不安がありました。が、そこは世界最強のパスポート。すんなりいけました。とりあえずyeah、yeah言っとけば何とかなるみたいです。途中「Window」という単語だけ聞き取れたので”Yeah,Window”と返したら窓側の席になりました(^v^)
空港内を一周し搭乗口へ向かいます。
ほとんど手ぶらに近い+日本のパスポートを持つ僕はサクサク進みめます。
搭乗口へ行くと30分後乗り入れ開始との案内があったので空港の1番端にある喫煙所に向かいます。閉鎖中でした\(^o^)/
仕方なく反対側に向かいます。香港国際空港は広いのでなかなか手間です。しかしやることがありません。
飛び立つ飛行機を見つめていると白人がSugar please、もちろん与えます。少し喋ってみるとアメリカ人でした。とりあえず自由の女神をボディランゲージで表現して、I want to see。通じました。日本に行きたいと言っていたのでWelcome to JAPAN とか言っておきました。
会話もそこそこに搭乗口へ向かいます。そろそろ始まる様な感じだったので並び、早めに搭乗します。
搭乗するとジェットスター航空のエアコンがジェットしてました。写真で撮ったのですがジェット感は伝わりそうにもありません。なのでジェットスター航空に乗ってその目で確かめて見てください。
窓から外の景色を眺めながら万が一トラブルがあった時の生存方法をシミュレーションしながら時間を潰します。
やはり非常口から飛び出て海にスカイダイビングするのが1番良さそうです。
飛行時間は13:25から14:25の1時間とありましたが、絶対ウソです。もっと長かったです。
到着すると飛行機からバスで空港に向かいます。アライバルビザの申請があるので案内板にはよく目を向けます。
アライバルビザの受け付けは入国審査の向かい側にありました。右と左に別れてありますが案内の英語が理解できないので悩みます。左の方にはFeeの文字が踊っていたのでとりあえず受付してから支払いだろうと考え右に並びます。正解でした。
写真はなんか要らなかったです。
25USD支払い入国審査へ。すぐに終わります。
荷物を探し、その後は両替へ。50HKDしかないとはいえ損はしたくありません。しっかり吟味し1番換金率が良い所へ。ベトナム紙幣の0の多さは知っていましたが実際目にすると戸惑います。
幾らかATMで現金をおろしSIMカードを購入。設定も全てやってくれます。あまり意思疎通が出来ずSIMと一緒にいくらかチャージしたかったけどそれはもう市内でやることにします。
去り際に市内への交通手段を問われ、タクシー呼ぶよ?みたいなこと言われましたが断ります。外貨に慣れないうちはぼったくられやすいですからね。
Google先生が、時間はかかるけどバスが安いよ!!、と教えてくれたのでバス停に向かいます。
空港から少し離れたところにあるバス停へと向かいますが、ベトナムの交通量の多さと荒さはすぐにわかりました。信号があってないようなものです。そのへんは上海で洗礼を受けていたので合間合間を縫って横断。バス停手前で乗りたかったバスが丁度出発して行くのが見えました。
15分間隔でくるとGoogle先生は仰るので慌てず次のバスを待ちます。
嘘でした。30分以上来ませんでした。途中雨が降ってきた時は、まじかよ……。となりました。しかし、けんじなので雨ニモ負ケズ待ちます。
やっときたバスに乗り込み中の運賃ボーイにお金を支払います。下調べで9000VNDという事は知っていましたが丁度はありません。10,000VND支払います。お釣りはありませんでした。こ こ で も か \(^o^)/
まあ1000VND≒5円、大人な僕は騒ぎ立てません。ベトナムでは儒学の思想が盛んであり、女性、特に年配の方に席を譲るのがマナーだそうですし、実際に目の前で行われてました。これには感心です。
車やバイクはもちろん、バスもクラクションをガンガンに鳴らしていきます。びっくりしました。
目的地には27駅後なので一生懸命停車駅を数えます。しかし、途中で運賃ボーイがお菓子を買いに停まったり、何もないとこで停車したりします。このあたりからお腹が痛くなってきます。停車駅を半分くらい数えたあたりで運賃ボーイが1,000VNDをそっと渡してきます。単なる渡し忘れの様です。もちろん、笑顔で受け取ります。
27停車目でグーグルマップを見るとまだ距離があります。とりあえず乗り続けます。
そのうちに終着駅に着いたみたいです。マップもこの停車駅を指し示しております。安心して出るとタクシー、バイタクのキャッチの嵐です。もちろんスルー。徒歩で向かいます。
街並みを眺めつつ宿泊先へ。ほどなく到着します。1階がBARで欧州人が大人数ででお酒を煽っているので少し尻込みしますが、チェックイン。部屋は2階で8人部屋です。男女共用です。
荷物を整理し、晩御飯へ。現地時刻19時でもう真っ暗です。少し不安です。
宿を出ると目の前にはラーメン屋がありました。しかも日本語表記です。
奇特な方もいらっしゃるんですね。入店します。
「イラッシャイマセー!!」「「「イラッシャイマセー!!」」」
お、おぉ……。
久しぶりに日本語を聞いた気がします。
店内は日本仕様です。壁にもオーナーらしき人の信念が書かれています。こだわってますね。
夜はセットがないそうで単品で頼みます。
なんと、ご飯はコシヒカリ使用だそうです。
もちろん頼みます。個人的にメンマが好物なのでメンマ盛りで。
ちなみに注文も確認も全部日本語です。みんな片言でもしっかり喋れていました。
言語習得が未熟の身としては見習いたいです。
気になるラーメンの味は普通です。しかし海外で食べたラーメンの中では(と言ってもまだそんなに食べとらんですが)1番美味しかったです。あとやっぱり日本米おいちい。しかし、これをメンマと認めるわけにはいきません。
お会計は148,000VND。最初見た時はビックリしました。レジでは当たり前ですがVNDが表示されないので、ファッ!?となります、がよくよく考えると750円くらい。桁にまだ慣れていないのでお会計はまごつきます。
とりあえずお札を出して僕の確認のもとお札を選んでもらいました。
「アリガトウゴザイマシター!!」「「「アリガトウゴザイマシター!!」」」
教育が行き届いております。
その後、夜食を買いに宿に向かう途中で見つけたコンビニらしきものへ。現地のビールをとトッポを購入。ここでもやっぱりまごつきます。レジに金額が表示されず、
「フィフティーサウザンド」
え?は?いくら?はうまっち?
「フィフティー、サウザンド」
フィフティーが50でサウザンドが1000やろ……。テンパります。文字でみると簡単なんですけどね。ここでもやっぱり僕の確認のもと選んでもらいました。そのうち騙されそうです。
道路を挟んでコンビニもどきの向かいにあるベンチで購入したビールを飲みます。上海、香港でもとりあえずその土地の1番安いやつから試してます。今回のビールは発泡酒感がしました。
宿に帰ると、ルームメイトが帰ってきていたので軽く意思疎通を図ります。
「トッポイル?」「イヤイイヨ」※英語です。
難しいですね。
その後、少し会話を続けます。コリアンだそうです。彼は用があるそうですぐに出て行きました。
時間も時間なのでblogを綴ります。途中でコリアンが帰って来ました。
「晩御飯たべました?」日本語です。
ファッ!?(゜д゜)
先ほどのコリアンです。話してみると日本の大学を出たそうです。さっきまでの拙い英語のやり取りは一体……。
言語について尋ねると、その土地に住み着けばそのうち出来るようになるよ。とのことです。含蓄があります。
外国人の友達を作りなよ、とも、言われました。おっしゃるとおりです、はい。
話は弾みました。
ラーメン屋といい、彼といい世界は広いようで狭いことが実感できる1日でした。
―本日の1枚―
宿の横にこんなお店が……。
ほんまかいな……。
ノシ