84日~引き続きスコピエを目指してみたよ~
どうも。最近ブログのランキングとか気になっちゃう いそけん です。
どこぞのタクヤさんも言ってましたがこちらもアクセス数とポイント数の乖離が凄まじいです。そこそこおもろいやろ?押せや(にっこり)
・9/14(カンカン照り)
サーシャの仕事に合わせて起床し、サーシャ邸を出ます。今晩も泊まっていきなよ!!みたいなお誘いを受けましたがさすがに……ね?
山の中で野宿を予定していた身としてはすごい助かりました。ありがとうございます。
ヒッチハイクでスコピエまで行く、と告げるとコチャニ市内からスコピエ方面へと続く道にあるガソリンスタンドに連れて行ってくれました。
仕事の前に寄り道してくれるあたりも優しいよサーシャ。
ただ、サーシャ曰く、バスなら5ユーロで半日だけどオトストップなら1日かかる、とのこと。
あんまりこの辺からスコピエへは行かないのかな?
ホントいろいろありがとうございます。サーシャは甚平'zにとってはマケドニアの神です。ぐっばいサーシャ。
ガソリンスタンドに併設されていた椅子とテーブルを借りて朝食。
昨日の軽食を食べたお店でいただいたパンが朝食です。
たすかるー。
腹ごしらえを済ましたらヒッチハイク開始。
あんまり車通りません。
通っても手応え感じません。
唯一手応えがあったおっちゃんにはお金を請求されたので断りました。
あまりにも手応えがなさすぎるので場所を変えます。
もう少し先の自動車道みたいな所で開始。
マコトさんが開始早々1台確保。
しかもスコピエ行き!!
よっしゃ、って思ってたらコミニュケーションに失敗した様で車は無情にも去って行きました……。
あゝ……。
ここから炎天下の中で30分ほど摑まらず、逃した車は大きいです。
30分ほどで1台止まってくれました。
地元のおっちゃんでした。よくわからんけどスイカ貰いました。んで、スイカ渡したら去って行きました。
食べるけどや……。
うめえええ!!
Water melon の waterたる所以を垣間見ました。五臓六腑にしみわたるー。
とか、1人で盛り上がっているとさらに1台。
バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな年季の入った車です。
中から素朴な笑顔のヤングマンが……。
次の町まででよかったら乗ってけよ、みたいな感じです。
よろこんでー!!
ただ、乗って改めてわかったけど車やべぇ……。
道路ちゃんと舗装されているのにガタガタしてる……。
走行中によくエンジン止まるし、メーター系が一切動いてない……。
なによりビビったのが、お仕事は何してるんですかー?って聞いたら、ドラッグバイヤー、だって……。
これ絶対、薬局じゃないやつじゃん?あかんほうやな……。
なんかお家に招待されました。ついついYesと答えてしまいました。
家の前でお茶したけど、チラッと見えた家の中が空き巣に入られたみたいに荒ぶってました。
家の前にタムロしているお兄様方もカタギじゃなさそうです。
彼がコーヒーと一緒に包丁持ってきた時は、一瞬ヤラれるかもとか思っちゃいました。
けど、それはその後に持ってきてくれたパンを千切るためのものでした。疑ってごめんよ。
水もらっていい?って聞いたら、not good、って言われましたが、まじでnot good むしろ bad でした。
庭の蛇口から汲む形式ですが、まず水になんか細かいの浮いてる。あと味がものすごい鉄。貧血は防げそう。
1口2口で限界。喉を潤す代償がこわい。
軽食とコーヒーと水をごちそうになった後、一息入れてる時にお金の話になり、金ない、って言われ財布の中身を見せられた時は即座に、僕も、と返し財布の中身を見せつけて回避。
でも僕たちには笑顔があるだろ?で切り抜けました。
ちょっと場違い感がすごいのと、コチャニから距離的にはあんまり進んでないので次の車をはやいとこ捕まえたいので出発します。
道路までわざわざ車で送ってくれました。ありがとうございます。
ヒッチハイク再開。
まあ車通らんのよね。田舎ー。
数打てば当たると申せど数がない、っていう状況。
1時間くらいやりましたが手応えないですねー。
スコピエに向かう車少ない上に暑いので座ってたらコチャニへ向かう車が止まって、大丈夫か?コチャニまで送ろうか?みたいな親切おじさんが止まったくらいです。
1時間半くらいでやっと1台止まってくれました。
セルビアンのおじ様。休暇帰りで今から仕事で西に向かうとのことで、Velesというスコピエに向かうにはいい感じの街まで連れて行ってくれるそうです。
お話し好きの優しいおじ様でした。マケドニアの後はアルバニアに行くって言ったら危ないから気をつけろよ、って。
走行中、基本的にずっとお話をしてましたが、さして面白くはないので割愛。
Velesの街へ入る手前の分岐路で、ここから右の道に出ればスコピエに行けるよ、朝と夕方以外は交通量少なくてヒッチハイク大変だけど君たちの幸運を祈ってるよ、的な言葉をいただきました。ありがとうございます。
進言に従い右の分岐路を進み、たぶん高速道路ないしは自動車道であろう道へ出てヒッチハイク開始。
車のスピードめっちゃ速いし、緩やかに道がカーブしてて見難いってこともあり、なかなか捕まりません。
……ってか、まじでここも交通量少ない。
暇です。どのくらい暇かというとこのくらい。
どのくらい止まって欲しいかというとこのくらい。
このあと30分ほどで1台止まってくれました。
気さくなマケドニアン。スコピエまでは行かないけど30kmぐらい北の街ぐらいまでなら送ってやれるぜ?って方でした。
彼はキリシタンで走行中に宗教的な話を織り交ぜた体験談を聞かされますが、英語めっちゃはやいのでちょいちょいしか聞き取れません。あと登場人物多すぎ……。
とりあえず、人には親切にしろよ、って話でした。
別れ際にお礼を言うと彼は、礼はいらん。今回は俺がお前らを助けた、だから次はお前らが誰かを助けろ、だって。かっこE。
見事に逆光ですね。
これは余談で、彼の車から荷物を出した時に気づきましたがバッタがVelesの街から着いてきた様です。根性あるなコイツ。
キリシタンの彼と別れたあと、岐路をスコピエ方面へ曲がり、高架線の下で休憩。
パンかじって水分補給して、最後のひと踏ん張り。スコピエはもうすぐです。
しかし、ここがまあ止まらん。本日はそんなんばっか……。
1時間ほどで手応えの薄さから断念。
少し先に料金所が見えたので料金所を出た車をヒッチハイクする作戦に変更。
これが成功。
海外でよく見る何積んでるかわからないバンが止まってくれました。
カナディアンでいかつめのおじさん。元軍人だそうです。写真とか見せてもらいましたが軍で結構お偉方だったぽい。
英語がちょっと聞き取りにくかったですが、とりあえずスラング多用してることだけはわかりました。
渋滞なったり、道を間違えたり、なにかある度にファックとかシットとか、たまに中指立てたりするので余波が真横に座っている僕まで来ない心配でしたが大丈夫でした。
彼はスコピエの郊外に住んでいる様ですがわざわざ市内中心部を過ぎたホテルのすぐ近くまで送ってくれました。ありがとうございます。
さて、チェックインするかと思ってたらマコトさんが、この時間ならもしかしたらキチェボいけんじゃね?とのことで近くの大通りでキチェボ1点張り1時間勝負でヒッチハイク続行。
市内なのでものすごい視線を感じます。
反応はいいですが捕まりません。
ちょっと関わりたくない類の人たちに絡まれ始めたので1時間経たずに撤退。
笑顔で絡んでくるけど目が笑ってない類の人たちってこわいよね。
ただ、話しかけてきた人の中には、ここでヒッチハイクは難しいからバスで公害まで行くといいよ、とバス停とバスの番号と相場をわざわざ教えてくれた人たちもいました。ありがとうございます。
改めてチェックイン。『Urban Hostel』
宿に着いたときにはもうヘトヘトです。
ちょっと休んでから夕飯の買い出しへ。
材料とちょっとしたおやつを補充。
宿に戻ったら分業制をとり、マコトさんが夕飯を担当し、僕が洗濯を担当。
本日の夕飯はこちら。【マコトスペシャル】
ご飯食べて、片付けしてたら日本人の方とキッチンで遭遇。
夏休みを利用して東欧を旅行しているリョウスケくん。大学生だって。しかもK.O。K.Oはタケヤくんに続いて2人目。学歴高いなあー。
ちょっと、お話しするつもりが盛り上がって日が変わるまで喋っちゃいました。
ビールを少しいただきました。ありがとうございます。
その後、マコトさんの鶴の一声で宿にあったUNOで1回だけ遊び解散。げきねむ。
疲れと、時間と、ビールの三拍子で布団に入ったらすぐに意識は遥か彼方へ吹き飛びました。
~本日の1枚~
このベンチプレスは5tだから気をつけろよ、の標識。
ノシ